赤い夕陽の渡り鳥

日本/1960年
上映時間 79分

小林旭主演の“渡り鳥”シリーズ第4作。
「渡り鳥いつまた帰る」に続き斎藤武市が監督、脚本は山崎巌、大川久男が担当した。
日活の無国籍アクション映画である。

福島県でロケロケを敢行。
福島市(福島駅、飯坂温泉、磐梯吾妻道路〜不動沢、乙女沢、浄土平)
北塩原町(五色沼、松原湖)
猪苗代町(猪苗代湖)

監督 斎藤武市
脚色 山崎巌 、 大川久男
原作 原健三郎
企画 児井英生
撮影 高村倉太郎
美術 中村公彦
音楽 小杉太一郎
録音 米津次男
照明 大西美津男
編集 近藤光雄

出演:

小林旭
 
宍戸錠
 
浅丘ルリ子
 
白木マリ
 
楠侑子
 
大坂志郎
 

滝伸次(小林旭)は会津磐梯山の麓を馬で行く途中、子供の泣き声を聞いた。
越谷大造(大坂志郎)の息子、信夫少年が谷に落ちたのだ。

少年を助けに向かった伸次に手を貸したハジキの政(宍戸錠)は、伸次の馬を奪って去っていった。

谷あいの牧場に着いた政は、小平マキ(白木マリ)に銃を突き付けられる。
小屋に放火した犯人に間違えられたのだ。

温泉源を狙う沼尻興業、東京で親分を裏切ったあけみ(楠侑子)を殺すためにこの地に来たハジキの政・・・・・・

弟の浩と牧場を経営する靖子(浅丘ルリ子)が東京から帰って来た。

当時の福島駅舎は明治期建築の木造で雰囲気があったが、 2年後の1962年には建て替えになり、新幹線開業で現在の駅舎にかわった・・・・

宍戸錠って拳銃がよく似う男だ!

ストーリに関係なく、突然、小林旭の歌う場面に・・・
当時の映画は主人公が歌うシーンはお決まりだった!

白木マリは、いつも決まってダンサー役・・・・・・!

歌手の井上ひろし(知ってる人はいないか〜ぁ・・・)も牧場の従業員として出てる・・
もちろん歌います(笑)、本職が歌手だから。

主人公が馬に乗ってるわ、殺し屋は拳銃撃つわで、どこの国の話しなんだよ〜
当時、無国籍映画と呼ばれた所以である。

ラストは、滝伸次を追いかけて靖子が福島駅に来る。
走る蒸気機関車が懐かしい〜〜〜〜

架線が張られた駅構内に蒸気機関車、ちょうど東北本線に電化が始まった時期だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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