★ 懐かしのTVアニメ ★


 

●ポパイ(Popeye)
アニメ制作/フライシャー・スタジオ


ポパイは、1929年にエルジー・クリスラー・シーガーによって生み出された、アメリカン・コミックのシンブル・シアター(Thimble Theatre)のキャラクターの一人だった。

1930年代に入りフライシャー・スタジオで、短編アニメ映画が制作された。
テレビアニメシリーズが制作されたのは、1960年代に入ってからである。
1970年代にも、ハンナ・バーベラ・プロダクションによって新作のテレビアニメが制作された。


ポパイといえば、ほうれん草パワーだ!
ほうれん草を食べれば、超人的パワーが出せるのかと 子供心に思ったものだ。
野菜嫌いな子供が、ポパイをみてほうれん草を食べるようになったという話を聞いた事がある。

日本では、1959年〜1965年まで東京12チャンネル系で不二家の提供で放映された。
※当時、放送されていたのは ライシャー・スタジオで作られた短編アニメ映画版が多い。

日曜の19時30分になると♪くるくる目玉のポコちゃんと ふっくらほっぺのペコちゃんの 楽しい不二家の時間です アメリカ漫画を見ましょう ポパイ・ザ・セーラーマン・・・・楠トシエの歌でポパイの始まり始まりー。



●珍犬ハックル (Huckleberry Hound)
アニメ制作/ハンナ・バーベラ・プロダクション

♪オー・マイ・ダーリン、オー・マイ・ダーリン……アメリカ民謡の いとしのクレメンタインを歌いながら登場するのが珍犬ハックルだ!
警察官や中世の騎士、スポーツ選手など、毎回様々な役柄で活躍する。
困ったときは得意の変身でトラブルをのりきってゆく。

日本ではNETテレビ系列で1958年から放送開始。
「珍犬ハックル」「チュースケとチュータ」「クマゴロー」の3本立ての30分番組だった。

チュースケとチュータ(Pixie and Dixie )/ネズミの仲良しコンビが猫をおちょくるよくあるパターン、トムとジェリーの二番煎じ。
クマゴロー(Yogi Bear)/ ジェリーストーン国立公園に住む、帽子とネクタイを着けたクマが主人公で、相棒の小グマのブーブーと共に公園にやってくる観光客の弁当を失敬したりとドタバタや珍騒動を起こす。
公園の森林監視員スミスさんからよく叱られるが、それでも懲りずに愛嬌のある行動を繰り広げる。


●とびだせフィリックス(Felix the Cat)
アニメ制作/トランス・ラック

オットー・メスマーが創作した黒猫のキャラクターで、1919年に映画プロデューサーのパット・サリバンによりアニメーション化され劇場に登場した。

初期のものは、普通の猫に近い体型で、フィリックスという名前もなかった。 大きな目、2本脚で歩く猫、フィリックスの名が付けられ子供から大人まで多くの人気を集めた。
第二次世界大戦後、メスマーの助手をしていたジョー・オリオロにより、現在のスタイルに生まれ変わった。

フィリックスの魔法の黄色いかばんは万能で飛行機になったり、潜水艦にもなったりする小道具なのだ。

銀行強盗などの悪事を企てたり、黄色いかばんを奪おうとする大博士とロックのコンビを相手に正義感の強フィリックスは負けそうになりながら最後には勝利を収める話が主だ。

日本では1960年にNHKでスタート。
1963年、フジテレビ系列で夕方6時55分から放送された。

現在でも人気があって、日本の公式サイトまである。

 


●キャプテン・ブリープ(COLONEL BLEE)
アニメ制作/リチャードH.アルマン社

1957年からアメリカで制作されたアニメで、1本約5分のエピソードが104話制作された。
日本では「キャプテン・ブリープ」や「宇宙キャプテン」、「宇宙パトロール」の邦題で放送されていた。

地球の調査にきた宇宙人ブリープが仲間と(木彫り人形のキックと原始人モコモコ)ゼロゼロ基地をベースに悪役のゾロメ博士、宇宙鯨グルーゾー、黒騎士を相手に様々な活躍を繰り広げる。

テレビ用のカラーアニメとしては世界初の作品・・・・当時(1960年代)の日本の家庭にはカラーテレビなどなく、白黒の作品だと思っていた。



●マイティ・ハーキュリー (The Mighty Hercules)
アニメ制作/トランス・ラック

カナダで制作されたアニメで、1963年〜1966年にかけてフジテレビ系列、月曜から土曜までの午後6時55分から5分間の枠で明治乳業一社提供で放映された。

天界から降りてきた半人半獣の少年ニュートンが悪役に襲われると、オリンポス神殿からニュートンの助けに応えてやってきたハーキュリーが悪党を迎え撃つというのが基本ストーリーだ。


●ヘッケルとジャッケル(Heckel and Jeckle)
アニメ制作/テリートゥーン

1946年ポール・テリーによって生み出されたキャラクター。
主人公はいたずら好きの2羽の鳥(日本ではカラスとして通ったが、実際はカササギ)で 毎回、騒動を巻き起こす。

日本では1957年スタート、毎週金曜日19時30分 から放送されていた。

 


●ウッドペッカー(THE WOODY WOODPECKER SHOW)
アニメ制作/ウォルター・ランツのスタジオ

1940年、ユニバーサルスタジオのプロデューサーだったウォルター・ランツのスタジオで創造された。

初期のウッドペッカーは凶暴なキャラクターであったが、後期の作品では性格は温和な物に変更されていった。

「アハアアーアー、アハアアアーアー、ハアアアアアアアアアアアアア」という笑い声が印象的なウッドペッカーは1961年9月、日本テレビ系で土曜日の19時30分から放送された。




●早射ちマック(Quick Draw McGraw)
アニメ制作/ハンナ・バーベラ・プロダクション

NET系で、1960年11月から1961年まで毎週日曜日19:00 - 19:30に放送された。
白馬の保安官・マックが活躍する西部劇コメディ。
番組自体は『ドラ・チュウ助探偵』(Snooper and Blabbe)と『オギーとダディー』(Augie Doggie & Doggie Daddy)の3本立て。

 


●原始家族フリントストーン(The Flintstones)
アニメ制作/ハンナ・バーベラ・プロダクション

アメリカでABCにて1960年9月30日から1966年4月1日まで放送された。
日本では1961年6月からフジテレビで「強妻天国」の題名で放送。

恐竜のブルドーザーや石のコインの自動販売機、自動車やテレビまである石器時代が舞台のホームコメディー。

ほのぼのレイクのイメージキャラクターに採用されていたのでイラストを知っている人は多いはず。

 


●宇宙家族ジェットソン(The Jetsons)
アニメ制作/ハンナ・バーベラ・プロダクション


「原始家族フリントストーン」の宇宙版で、日本では『宇宙家族』というタイトルで、1962年からNHKで放送された。

未来の30世紀。
ジョージとその家族6人の愉快な未来の物語。


●トムとジェリー(Tom and Jerry)
アニメ制作/MGM


1930年代後半、映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤーが、ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラに製作を依頼したアニメーション。

おっちょこちょいでどこか憎めないネコのトムをさらりとかわすネズミのジェリーのドタバタナンセンス。
日本では1964年から放送された。

 


●カレイジャス・キャット(Courageous Cat and Minute Mouse)
アニメ制作/トランスアーティストプロダクション

1960代に「バットマン」の作者ボブ・ケインが作った、ネコのバットマンとネズミのロビンが活躍するバットマンのパロディアニメ。

警察署長の命令を受け、カレイジャス・キャットとミニッツマウスが猫の洞窟から出動!

 


●出てこいキャスパー(Casper the Friendly Ghost)
アニメ制作/フェイマススタジオ

1945年、優しいオバケ(The Friendly Ghost)で初登場し、その後、1950年からシリーズ化されされた。

いつもひとりぼっちで、人間と友達になりたいと思っているおばけのキャスパーは皆から怖がられていたが、あるきっかけで友達ができて仲良くなるという話。
日本では1962年11月から1963年4月までフジテレビにて放送された。


●ベティちゃん(Betty Boop)
アニメ制作/フライシャースタジオ

1932年アニメーターのグリム・ナトウィックによりベティ作られた。
デイヴ・フライシャースタジオによって、ベティはより女性的かつセクシーなキャラクターに変貌。

日本では、 1959年5月から同年12月24日にかけて木曜19時00分の時間帯に「ベティちゃん」というタイトルで放映された。


●ミクロ決死隊(Fantastic Voyage )
アニメ制作/ハンナ・バーベラ・プロダクション

1968年〜1970年にアメリカで放映されたアニメで、日本では1972年頃NHKで放映された。

4人が「ミクロ〜イ〜ン!」の掛け声で、身体をミクロサイズに縮小し、「マイクロン号」に乗り込み人体の中のばい菌と戦う。
ミスター念力が右手を動かし「ネンリキー」のひと言で、奇跡を起こして解決してしまう。

元ネタは、1966年の映画「ミクロの決死圏」。


●科学少年J.Q(Jonny Quest )
アニメ制作/ハンナ・バーベラ・プロダクション

1964年〜1965年ABC放送で放送されたSFアニメ。
日本では1965年1月19日から1965年6月25日まで、TBS系で金曜19:30 - 20:00に放送された。

内容は、 著名な科学者のクエスト博士が息子のJQ(ジョニー・クエスト)や助手のレース、ハジ、犬のバンディたちを連れて世界各地を回り研究をするが、旅先の各地で各国スパイや悪人が、博 士の研究を奪おうとする。
助手のレース、JQやハジが大活躍して窮地を乗り越える。

 

 

 

 

 

 

 

 

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