★ 懐かしいテレビアニメその2 ★

 

●鉄腕アトム
原作:手塚治虫
アニメ制作/虫プロダクション

鉄腕アトムは昭和26年(1951)4月から昭和27年3月まで、月刊誌 「少年」(光文社)に連載されていた『アトム大使』の中のわき役だった。
同年4月から、アトムが主人公として昭和43年(1968)まで連載された。

 

1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけて、フジテレビ系で日本で初めての国産テレビアニメとして登場。
スポンサーは明治製菓。

鉄腕アトムが最初にテレビに登場したのは1957年(昭和32年)4月13日、「冒険漫画人形劇 鉄腕アトム」として同年9月28日までラジオ東京テレビ(現TBSテレビ)系列で放送された。(全25回)

人形劇に続いてアトムの実写版があった。

1959年(昭和34年)3月7日から1960年(昭和35年)5月28日まで、フジテレビ系列で放送。

実写版のアトムは3回もコスチュームが変わっていた! 左から、初期、中期、後期。

日本で初めての国産テレビアニメの「鉄腕アトム」第1作は平均視聴率30%を超える人気で、その後、世界中で放映された。
 
★ 鉄腕アトム (アニメ第1作)全193話
1963年(昭和38年)1月1日から1966年(昭和41年)12月31日までフジテレビ系列で放送。
★ 鉄腕アトム (アニメ第2作)
カラー版の『鉄腕アトム (アニメ第2作)』が制作され、 1980年(昭和55年)10月1日から1981年(昭和56年)12月23日まで日本テレビで放送。

2009年には『ATOM』(原題:Astro Boy)として、ハリウッドでCGアニメ化された。
制作はIMAGI。

■主な手塚治虫のテレビアニメ■

●リボンの騎士
原作:手塚治虫
アニメ制作/虫プロダクション、フジテレビ
放送期間 1967年4月2日 - 1968年4月7日(全52話 )

●三つ目がとおる
原作:手塚治虫
アニメ制作/手塚プロダクション
放送期間 1990年10月18日 - 1991年9月26日(全48話)

●W3(ワンダースリー)
原作:手塚治虫
アニメ制作/虫プロダクション
放送期間 1965年6月6日 - 1966年6月27日(全52話)

●ビッグX
原作:手塚治虫
アニメ制作/東京ムービー
放送期間 1964年8月3日 - 1965年9月27日(全59話)

●ジャングル大帝
原作:手塚治虫
・1965年
アニメ制作/虫プロダクション
放送期間 1965年10月6日 - 1966年9月28日(全52話)
・新ジャングル大帝 進めレオ!
アニメ制作/ 虫プロダクション、山本暎一
放送期間 1966年10月5日 - 1967年3月29日(全26話)
・1980年
アニメ制作/手塚プロダクション
放送期間 1989年10月12日 - 1990年10月11日(全52話)

●どろろ → どろろと百鬼丸
原作:手塚治虫
アニメ制作/虫プロダクション
放送期間 1969年4月6日 - 1969年9月28日(全26話)

●ふしぎなメルモ
原作:手塚治虫
アニメ制作/手塚プロダクション
放送期間 1971年10月3日 - 1972年3月26日(全26話)

●海のトリトン
原作:手塚治虫
アニメ制作/アニメーションスタッフルーム
放送期間 1972年4月1日 - 同年9月30日(全27話)

 



●鉄人28号

原作:横山光輝
アニメ制作/TCJ動画センター

鉄人28号は昭和31年(1956)、月刊誌「少年」で連載開始された。

 

1963年(昭和38年)、鉄腕アトム同様に白黒テレビアニメがフジテレビ系で江崎グリコ・グリコ乳業のスポンサーで放送された。(全84話)
このアニメの前、1959年(昭和34年)にラジオドラマの「鉄人28号」がニッポン放送から放送されていた。
翌1960年(昭和35年)には、実写版「鉄人28号」(全13話)が日本テレビ系で放送される。
スポンサーは日立製作所。

 

実写の鉄人28号は着ぐるみで身長2メートル程度。

グリコ劇場としてスタートしたテレビアニメの鉄人28号は、1963年10月20日から1966年5月25日まで全84話で終了。
3ヶ月後に新作13話が放送され全97話になった。


2005年(平成17年)3月、45年ぶりに実写とCGで『鉄人28号』が松竹系にて公開された。

■主な横山光輝のテレビアニメ■

●GR-GIANT ROBO-
原作: 横山光輝、光プロダクション
アニメ制作/ A・C・G・T
放送期間 2007年1月19日 - 7月6日(全13話)

●仮面の忍者 赤影
原作: 横山光輝
アニメ制作/ライフワーク
放送期間 1987年10月13日 - 1988年3月22日(全23話)

●バビル2世
原作: 横山光輝
アニメ制作/NET、東映
放送期間 1973年1月1日 - 同年9月24日(全39話)

●魔法使いサリー
原作: 横山光輝
アニメ制作/東映動画
放送期間 1966年版1966年12月5日 - 1968年12月30日(全109話)
放送期間 1989年版1989年10月9日 - 1991年9月23日(全90話)



●少年忍者風のフジ丸
原作:白土三平 作画:久松文雄
アニメ制作/東京動画

「少年忍者風のフジ丸」は、昭和39年(1964)6月7日から昭和40年(1965)8月31日にかけてNETテレビ(現:テレビ朝日)系列で全65話が放送された。

土三平原作の貸本短編集「忍者旋風」(1959)、週刊少年マガジン連載「風の石丸」(1960)をベースに制作された。
主人公の名前は原作と違い、スポンサーの藤沢製薬から、フジ丸と命名された。

 

昭和39年(1964)〜昭和40年、久松文雄による漫画版が月刊誌「ぼくら」に風のフジ丸が連載された。

 

■主な白土三平のテレビアニメ■

●サスケ
原作:白土三平
アニメ制作/ TCJ、TBS
放送期間 1968年9月3日 - 1969年3月25日(全29話 )

●忍風カムイ外伝
原作:白土三平
アニメ制作/TCJ動画センター
放送期間 1969年4月6日 - 1969年9月28日(全26話 )

 


●スーパージェッター
原作:久松文雄
アニメ制作/ TCJ動画センター

「スーパージェッター」は、1965年1月7日から1966年1月20日までTBS系列局で丸美屋食品工業の提供で放送されたSFアニメ。全52話。

元々モノクロで制作されていたが、後に海外輸出向けに26本がカラーでリメイクされた。
日本国内でもモノクロ版の放送終了後にカラー版が放送された。

昭和40年1月のアニメ放映と、ほぼ同時にスタートした「少年サンデー」(小学館)の漫画。

 

■主な久松文雄のテレビアニメ■

●冒険ガボテン島
原作:豊田有恒、久松文雄
アニメ制作/ TCJ
放送期間 1967年4月4日 - 1967年12月26日(全39話)


●8マン(エイトマン)
原作:平井和正、作画 桑田次郎
アニメ制作/ TCJ動画センター

エイトマンは、「週刊少年マガジン」(講談社)に1963年20号から1965年13号まで連載された、平井和正と桑田次郎(現・桑田二郎)の漫画を元に制作された。

テレビアニメ版は丸美屋食品工業の提供で1963年11月8日から1964年12月31日までTBS系列局で放送。(全56話)

「週刊少年マガジン」連載中に桑田が拳銃不法所持で逮捕されたため、1965年〈昭和40年〉13号で連載は打ち切りとなった。


●サイボーグ009
原作:石森章太郎(石ノ森章太郎)
アニメ制作/東映動画

「サイボーグ009」は1964年7月19日の「週刊少年キング」で連載が開始。
その後、「週刊少年マガジン」、「週刊少年サンデー」・・など、複数の雑誌で連載された。

 

テレビアニメは、1968年4月5日から同年9月27日まで全26話(モノクロ作品)が NET(現・テレビ朝日)系列で放送された。


1979年3月6日から1980年3月25日まで全50話(カラー作品)が放送された(アニメーション制作 日本サンライズ)。



2001年10月14日から2002年10月13日まで、「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」(全51話)がテレビ東京系列で放送された。 (アニメーション制作 ジャパンヴィステック)

映像化50周年記念作品として、完全オリジナル物語のフル3DCGアニメーション『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』が制作され、(第1章が2016年11月25日〜12月8日、第2章が12月2〜15日、第3章が12月9〜22日全3部作)劇場公開された。


■主な石森章太郎(石ノ森章太郎)のテレビアニメ■

●レインボー戦隊ロビン
原作:石森章太郎(石ノ森章太郎)
アニメ制作/NET、東映動画
放送期間 1966年4月23日-1967年3月24日(全48話 )

●さるとびエッちゃん
原作:石森章太郎(石ノ森章太郎)
アニメ制作/NET、東映動画
放送期間 1971年10月4日-1972年3月27日(全26話 )

●原始少年リュウ
原作:石森章太郎(石ノ森章太郎)
アニメ制作/東映動画
放送期間 1971年10月30日 - 1972年3月25日

●佐武と市捕物控
原作:石森章太郎(石ノ森章太郎)
アニメ制作/虫プロダクション、東映動画、スタジオ・ゼロ
放送期間 1968年10月3日 - 1969年9月24日

 


●サザエさん
原作:長谷川町子
アニメ制作/ フジテレビ、エイケン

サザエさんは昭和21年(1946)4月22日から、福岡の地方新聞『夕刊フクニチ』連載の4コマ漫画で始まった。

昭和44年(1969)10月5日に東芝の提供でフジテレビ系列で第1回が放送開始された。
同一の放送時間で続いている番組としては最長で、 国民的なアニメ番組として継続中!

1969年 10月5日 放送開始、第1回は『75点の天才!』、『押売りよこんにちは!!』、『お父さんはノイローゼ』の3本。

 

昭和21年 4月22日付に掲載されたサザエさん 。

サザエさんは何度も実写で映画化、テレビ化されている。
江利チエミ主演の東宝版が有名だが、それに以前、1948年、1950年に製作された、東屋トン子主演のマキノ映画版がある。

1965年〜1967年にTBS系列で放映されたテレビドラマ。(江利チエミ)
その他テレビのサザエさん役は星野知子、浅野温子、観月ありさが演じている。


●狼少年ケン
原作:大野寛夫(月岡貞夫)
アニメ制作/東映動画

狼少年ケンは、1963年11月25日から1965年8月16日まで、森永製菓の提供でNETテレビ(現・テレビ朝日)ほかで放送された。(全86話)

NETテレビ初の国産アニメ放映作で、東映動画が初制作したテレビアニメだった。

漫画の狼少年ケンは、テレビアニメが定着した1964年6月号から講談社「ぼくら」に連載された。
漫画 - 伊東章夫


●野球狂の詩
原作:水島新司
アニメ制作/フジテレビ、日本アニメーション

野球狂の詩は、1972年から1978年まで「週刊少年マガジン」で連載された水島新司の野球漫画を原作として全25話が放送された。

 

アニメは1977年末に「金曜ファミリーアワー」の単発のスペシャル番組で、水原勇気の入団騒動を描いた第1話がフジテレビ系列で放送、それが好評につき全25話の物語がアニメ化さた。

放送期間
1977年12月23日(第1話)、
1978年5月19日-9月15日(第2-6話、毎月1回の放送)、
11月6日-1979年3月26日(第7-25話、毎週放送)

1977年に木之内みどり主演で日活で実写映画化。
1985年には斉藤由貴主演で、月曜ドラマランド枠にてテレビドラマ化された。

 

■主な水島新司のテレビアニメ■

●ドカベン
原作:水島新司
アニメ制作/ 土田プロダクション
放送期間 1976年10月6日 - 1979年12月26日(全163話 )

●男どアホウ甲子園
原作:水島新司
アニメ制作/日本テレビ、東京テレビ動画
放送期間 1970年9月28日 - 1971年3月27日(全26話 )

●一球さん
原作:水島新司
アニメ制作/シンエイ動画
放送期間 1978年4月10日 - 10月23日(全26話 )



●ピュンピュン丸
原作:つのだじろう
アニメ制作/NET、東映動画

ピュンピュン丸は、つのだじろう原作「忍者あわて丸」をアニメ化した作品。

 

1967年7月3日から同年9月18日(12回)まで第1期がNET(現・テレビ朝日系)で放送された。
全26話が製作されたが視聴率が悪く、「余りにもふざけ過ぎている」と言うスポンサーからのクレームで12話で打ち切られた。
残り14話は 1969年12月29日から1970年3月30日の月曜19:30 - 20:00に放送された。

 

■主なつのだじろうのテレビアニメ■

●空手バカ一代
原作:梶原一騎 作画:つのだじろう
アニメ制作/ NET、東京ムービー
放送期間 1973年10月3日 - 1974年9月25日(全47話 )

●ハイスクールミステリー 学園七不思議
原作:つのだじろう
アニメ制作/スタジオコメット
放送期間 1991年4月12日 - 1992年3月13日(全41話)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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