サンタは今どこに・・・!?

NORAD Tracks Santa
ノーラッド・トラックス・サンタとは、1955 年にコロラド スプリングスにある大手スーパー・シアーズ ローバック社(Sears)
が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設したとき、広告に間違えた電話番号を掲載したのがきっかけとなって始まりました。

サンタにつながるはずのその番号は、なんと CONAD の司令長官のホットラインの番号だったのです。
最初の電話に出たのは、司令官ハリー・シャウプ大佐だった。
「もしもし、こちらはハリー・シャウプ大佐です」
しかし、返事がない。
「もしもし、こちらはハリー・シャウプ大佐です」
繰り返したが沈黙は続いた・・・・・・・。
「もしもし、聞こえますか?」
しばらくして返事があった。
それは…小さな女の子からのものだった。
「あなた、本当にサンタクロース?」
少女は震えていた。
シャウプ大佐は電話が混線したんだと考え、機転を利かせてサンタのふりをすることにした。
しかし、その後も電話は鳴り止まなかった。
大佐は部下にも子供たちの電話に対応するよう命令した。
「レーダーで調べた結果、サンタが北極から南に向かった形跡がある」と回答して以来の恒例行事になったと言われています。
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(通称ノーラッド(NORAD))はクリスマスイブに総力を挙げて行うサンタクロース追跡。
北米警戒システム(レーダーシステム)、静止軌道偵察衛星、サンタ撮影用設置型高速デジタルカメラ「サンタ カメラ」、CF-18,F-15,F-16等のジェット戦闘機を使用してサンタを追跡、クリスマス・イブ当日は公式ウェブサイトで追跡の模様を公開しています。

http://www.noradsanta.org/
冷戦の真っ只中の1955年以降、コーナッド(CONAD、中央防衛航空軍基地)が開始したものを北アメリカ航空宇宙防衛司令部が受け継ぎ、毎年クリスマス・イブの夜にはサンタクロースをGoogle
Earthを用いて現在位置のストリーミング表示を用いて追跡しています。

サイトではサンタクロース追跡のほかに毎日更新されるゲーム。
サンタやクリスマスの伝統について学ぶことができる図書館なども設置されています。


「NORAD がサンタを追跡するのはなぜ?」という質問に、公式サイトは次のように記している。
「この任務が最高だからです! NORAD は公認のサンタ追跡者としての任務を誇りに思っています!」

http://www.noradsanta.org/
|