MicrosoftのPowerToysは、Windows 10および11向けのユーティリティソフトウェア(無料)です。
PowerToysは、Windowsの機能を拡張して、より便利に使うためのMicrosoftが提供するツールです。
パワーユーザーの方はもちろん、Windowsを使いこなしたい方にもおすすめです。
■PowerToysのダウンロードとインストール方法
1.すべてのアプリから「Microsoft Store」を開きます。
スタートボタンをクリックし「ピン留め済み」に「Microsoft Store」が無い場合は、右横の「すべてのアプリ >」をクリックし、すべてのアプリの一覧を開いてください。
「M」の欄の「Microsoft Store」を開きます。
※タスクバーに「Microsoft Store」のアイコンがある場合は、アイコンをクリック。
2.「PowerToys」を検索する
@の「アプリ」をクリックして、検索窓(A)に「Microsoft
PowerToys」と入力します。
下の欄にMicrosoft PowerToysBが表示されます。
3.「無料」をクリックする
4.指示にしたがってインストールが完了したら、[スタート]メニューから「PowerToys」を起動します。
PowerToysがインストールされると・・・・・・
左フレーム(A)にいろいろなツールが並んでいます。
右フレーム(B)は各ツールの設定や説明になります。
■PowerToysの使い方
基本的にショートカットキーで各ツールを起動します。
起動のためのショートカットキーは、左(A)のツール名をクリックすると右(B)に解説が開くので(※上の画像参照)、その中にあります。
●使いたい機能は、右フレームの中にある「有効にする」を「オン」にしてください。
画像のこの色ってどんな色?って調べる時に便利なのが、「カラーピッカー」です。
画面上の色を調べたい時に「Windows」+「シフト」を押しながら「C」を押すとマウスポインターが指している位置のカラーを表示してくれます。
イラストレーターやデザイナー向けの 機能ですね〜
※鉛筆マークでショートカットキーの変更ができます。
上のバーをクリックするとスライドバーが表示され色の編集できます。
画像の文字を入力するのは面倒ですよね、「テキストエクストラクター」は、画像の文字(左の縦書きの.JPG画像)を一瞬でテキストに変換してくれます。
「Windows」+「シフト」を押し「T」
を押して、文字起こしをしたい範囲を選択します、これで画像の文字は認識されました。
あとは、テキストエディターなどに貼り付ければOKです。
マウスポインタがどこに行ったか分からないときってありますよね。
そんな時、マウスの位置を表示してくれる「マウスユーティリティ」が便利です。
「マウスの検索」「マウスの蛍光ペン」「マウスの十字線」が設定できます。
●マウスの検索
左の「Ctrl」キーを2回クリックしたときに、カーソルの周囲に視覚的なインジケーターが表示されます。
●マウスの蛍光ペン
「マウス蛍光ペン」は、マウスクリックした場所を円形で強調表示します(数秒で消える)。
色や大きさ、消えるまでの時間は設定できます。
●マウスポインターの十字線
「マウスポインタの十字線」は、マウスポインターを中心に十字線を描画します。
これにより、マウスポインタの位置を簡単に確認できます。
マウスの「検索」「蛍光ペン」「十字線」 の好みから設定してください。
この他、一括で画像のサイズを変更するための 「Image Resizer」。
※複数のファイルを一括変更できます。
多数のファイルのファイル名を一括で変更を実行する「PowerRename」。
画像エッジ検出に基づいて画面上のピクセルをすばやく測定できる「スクリーンルーラー」。
など便利な機能が揃っています・・・・
右下のタスクトレイ(通知領域)のPowerToysアイコン左クリクで各機能のショートカットアイコン、ダブルクリック設定が開きます。