2023-12

PC(パソコン)が遅くなる原因は、メモリの空きが不足していたり、 CPUが特定のアプリケーションに占有されている場合が主な原因になります。

メモリに余裕のないPC(パソコン)で大なデータを扱った場合、データをメモリに保存してから処理をするのでメモリの空き領域が少なくなり、処理に時間がかかります。
また、アプリケーションを多く使用した場合、1つのアプリケーションに占領されて他の処理ができなくなったりします。

●あなたのPCの搭載メモリーを把握しておきましょう。
メモリーの確認方法(Windows11)
※メモリの容量の確認は、OSによって方法が異なります。

@「スタート」ボタンを右クリックし、表示されるメニューから「設定」をクリックします。
A 左タブの「システム」を選択して、表示された右タブを下にスクロールします。
B一番下にある「バージョン情報」をクリックします。
「実装RAM」の横に表示されている「○○○GB」が、搭載されているメモリの容量です。

●メモリー不足によるトラブルの原因を調べるには、「タスクマネージャー」で確認できます。
タスクマネージャーとは実行しているアプリやバックグラウンドで動いているプロセスを管理するプログラムです。
また、フリーズしたアプリを強制終了したり、CPUやメモリの使用率/使用量を確認することもできます。

Windows11でタスクマネージャーを起動させるには、スタートメニューまたは、タスクバーの何もない所を右クリックするとメニューが開くので、その中のタスクマネージャーをクリックします。

または、「CTRLキー 」+ 「ALTキー 」+ 「DELETEキー」 を同時に押して、タスクマネージャーを呼び出すこともできます、のこショートカットは覚えておくとなにかと便利です。

メモリを開放するには、手動またはフリーソフトを使います。
しかしフリーソフトの場合、マルウエア入など怪しいソフトが多いのが現状です。

では、メモリ解放は?・・・・ということになるわけですが、安全で信用できるフリーソフトがあります。
それは「Microsoft PC Manager」です。
マイクロソフトが無料で提供しているソフトなので、安心して使えます。


それではマイクロソフト PC マネージャー(Microsoft PC Manager)を使ってWindows11のメモリを解放する方法と、Microsoft PC Managerの便利な機能を解説します。

■マイクロソフト PC マネージャーの特徴
・ボタン1つでメモリの開放ができる。(自動設定にしておくと、一定値を超えると勝手に解放してくれる)
・不要なメモリを喰うスタートアップの削除。
・ストレージの管理や不要なデータの削除。
・ポップアップ管理機能を有効にして、広告やアプリのポップアップを減少。
・システムの問題を素早く検出して修正。
このほか、Windowsのさまざまなユーティリティが組み込まれており、コンピュータの使用効率を向上させます。

※この「マイクロソフト PC マネージャー」は最近Beta版から正規版になりました。
最新のバージョンは3.3.9.0です(2023年12月現在)

■公式サイトから最新のマイクロソフト PC マネージャーをダウンロード。
https://pcmanager.microsoft.com/ja-jp からダウンロードします。

ダウンロードページの「ダウンロード」ボタンをクリックし、保存場所を指定した後、保存をクリックします。
 「MSPCManagerSetup.exe」をクリックしてインストールします。

@ユーザーアカウント制御画面が表示されるので「はい」をクリックします。
A「エンドユーザー・・・・・・に同意する」にチュックを入れます。
Bインストールボタンをクリック。

インストールが完了すると、完了画面が表示されますので、 「今すぐ起動」ボタンをクリックします。

■マイクロソフト PC マネージャーの起動。
デスクトップアイコンまたは、スタートボタンの「すべてのアプリ」から起動します。

マイクロソフト PC マネージャー ホーム画面

マイクロソフトPC マネージャーでPCを高速化
PC boost」のBoostボタンを押すと即座にメモリを開放し、PCから一時的ファイルが削除できます。

使用メモリが45%から37%、一時的ファイル446MBが0KBに減っているのがわかります。

下の4つのボタンは現在のPCの状態を表示、ファイルの削除やスタートアップができます。

・自動でメモリの開放と一時的ファイルを削除してくれるスマートブースト
スマートブースト機能はメモリの使用率が高くなった場合や、一時的ファイルの容量が1Gを超えた場合に、メモリの開放と一時的ファイル削除を自動で行ってくれる機能です。
@一時的ファイルの上にある「Set Smart Boost」をクリック、または左にあるメニューバーから歯車のアイコンをクリックします。
ABoost settingのSmart BoostONにします。

PC boost機能を使うだけでも、マイクロソフト PC マネージャーをインストール価値はあります。

■メイン機能の「PC boost」以外で役に立つ機能を紹介します。

System Protection」はMicrosoft Defenderを開かなくても、Microsoft Defender Antivirusからウイルスチェックのスキャンを行うことができます。
スキャン終了後に結果を通知をしてくれます。

Windows updateからアップデートの確認もできます。

Default browser settingsは規定のアプリの設定ができ ます。

Taskbar repairは壊れたタスク バーの修復ができます。

Pop-up managementhaのポップアップ管理機能を有効にして、広告やアプリのポップアップを減少。

Storage Management」のDeep cleanupはPC内の不要なデータを削除します。
スキャンボタンをクリックすると、 ウインドーズアップデートのゴミやテンポラリーファイルなどハードデスクに溜まったゴミデータが表示され、一括で取り除くことができます。

またストレージの空きが少なくなって来た時、大きなファイルを削除したい・・など、サイズやタイプ別でファイルの場所を探すのに便利なのが、Manage largr filesです。
表示されたファイルの中から不要なファイルを削除して、空き容量を増やすことができます。

Apps management」のProcess managementは、実行中のアプリを表示、負荷の多いアプリの確認と終了ができます。

Startup appsではPCの起動時に勝手に起動するスタートアップアプリの制御ができます。

Manage appsでは設定からアプリを開かなくてもインストールされているアプリの管理、アプリのアンインストールができます。

こちらから直接Microsoft Storeを開くことができます。

Microsoft StoreからもMicrosoft PC Managerをダウンロードできます。

Toolboxのツール(スクリーンショット/保存場所、サウンドレコーダ、ライブ キャプション、メモ帳、電卓など)がスタートアップを開かなくても、ここからワンクリックで開けます。
Toolbox
のShow toolbar on the desktopをオンにすると、ツールバーが表示されます。

ツールバーが表示されていればPC マネージャー本体は閉じてもOKです、左クリックでドラッグすれば デスクトップ上の好きな場所に移動でき、モニタ画面の端に収納することも可能です。、
各ツールの登録ができます、またツールバーから直接メモリの開放ができるのも魅力です。

マイクロソフト公式で無料のソフトなので、安心して使えます。

 


 

 

 

 

 

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