ヒナゴン

日本/2005年
上映時間 120分

1970年代に、広島県比婆郡西城町で巻き起こった謎の類人猿“ヒバゴン”をベースにした、直木賞作家・重松清の長編小説『いとしのヒナゴン』の映画化。

広島県内の小さな田舎町「比奈町」を舞台に、謎の類人猿“ヒナゴン”騒動に揺れる町の人々の人間模様を、増える一方の累積赤字や隣町との合併問題といったテーマも盛り込み、甘酸っぱいタッチで描かれている。

町役場では、30年ぶりに謎の類人猿“ヒナゴン”の目撃情報が相次いで寄せられる事態になった。
今もヒナゴンの存在を信じる若き町長イッちゃん(伊原剛志)は、「ヒナゴンで町興し」とばかり“類人猿課”の復活を宣言する。

比奈町は30年前にもヒナゴンの目撃騒動があり、役場は類人猿課を作ったり、一時的に日本中から注目を浴びて大ブームになった。

30年前のヒナゴンの第一発見者・ホラ健(夏八木勲)の話を信じヒナゴン探検に出かけ、山の中でヒナゴンに出会ったのが、誰であろうイッちゃんだったのだ。

■スタッフ

監督:渡邊孝好
原作:重松清
脚本:山田耕大 渡邊孝好

■出演

        
伊原剛志
 
井川遥 上島竜平
嶋田久作 柳家花緑
 
松岡俊介
 



1970年代はネス湖のネッシーや北米のビッグフットをはじめ、未確認生物の目撃情報や写真が世界中でブームになった。

日本国内でも鹿児島県指宿市の池田湖のイッシー、北海道屈斜路湖のクッシーなどテレビで特番が組まれるほどの大人気だった・・・・・
ヒナゴンのモデルになったヒバゴンも当時は週刊誌を賑わせた。

物語の舞台となった広島県比婆郡西城町(現在、庄原市西城町)で全面ロケがおこなわれた。
主題歌は広島出身のユニコーンの曲を用いたりしている。

※この映画のベースになった「ヒバゴン」については、「とんでもファイル★021/幻のUMA、ヒバゴン。」を参照。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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