2023-10

 

Windows11に標準搭載されている仮想デスクトップは、複数の作業を並行して行うときに便利な機能です。

仮想デスクトップを使うと、1つの画面で複数の作業を行う必要がなくなるため、作業効率が向上します。
例えば、資料を閲覧しながらメールを作成したり、Webサイトを閲覧しながら資料を作成したり、といったことができます。
また、作業ごとにデスクトップを分けることで、作業内容を簡単に切り替えることができます。

●作業内容を切り替えることが多い場合
●複数のアプリを同時に使う必要がある場合
●デスクトップが散らかってしまうことが多い場合

仮想デスクトップを使えば、これらの問題を解決することができます。

仮想デスクトップを使うメリット。

・作業効率の向上
・作業内容の切り替えのしやすさ
・デスクトップの整理整頓

・・・3つも、4つもデスクトップに開いたら、どれがどれだかわからなくなる!
こうなると必要なファイルを消してしまう危険性もあるよね。
理想はそれぞれのファイルを全画面表示で使いたい・・・

タスクバーにある「タスクビュー」アイコンをクリックします。

そうするると、下のような画面表示になります。
新しく別のデスクトップ画面を作って、そちらに収納するのが仮想デスクトップなのです。

新しい画面を作るときは「タスクビュー」を押し、「新しいデスクトップ」を押すのですが、「タスクビュー」を押さなくても ショートカットを覚えておくと非常に便利です。


タスクビュー」アイコンが表示されていない場合は、タスクバーの何もないところをクリック。
ポップアップから「タスクバーの設定」をクリック。
または、スタートから「設定」を開き、「個人用設定」→「タスクバー」。

タスクバー項目」の「タスクビュー」のスイッチを「オン」にする。

 

 

●新しい仮想デスクトップの作成は、「Ctrl」+「Windows」+「D」でも作成することができます。

※新しいデスクトップはメモリの許す限り作ることができる。

デスクトップ1の中 から、ドラッグ &ドロップでアプリをデスクトップ2へ移動することができます。

デスクトップ2へ移動したアプリやファイルは、デスクトップ1の方では立ち上がっていません。
「新しい「デスクトップ」を必要な数だけ作り、それぞれのアプリなどを移動させると画面広々と使うことができます。

例えば
@にはHP制作アプリ
Aには画像編集アプリ
Bにはインターネットブラウザ
CにはYouTube動画
などのように画面いっぱいに使うことができるのです。

このように画面をいくつも作って画面を切り替えて使うことができるという ことです。

デスクトップ画面を切り替えたい時は 「タスク ビュー」 のアイコンをクリックし、任意のデスクトップを選ぶことで切り替えられます。
しかし、この方法は毎回 「タスク ビュー」を開くことになり、この動作がけっこう面倒です。

画面の切り替えはショートカットが快適

画面を切り替えるショートカットは「Ctrl」+「Windows」+「←」/「」です。

コントロールと Windowsキーを押しながら、左矢印 を押すと左の画面へ。
右矢印を押すと右の画面に移動することができます。
仮想 デスクトップはこのショートカットキーを覚えているのと、いないのでは「雲泥の差」があります。

●新しく作った仮想デスクトップを消す場合

仮想デスクトップの上にマウスポインター持っていくと、[×]が表示されます。

[×]をクリックすると、そのデスクトップは閉じます。
表示されていたアプリなどは、一緒に閉じられることはなく、 1つ前のデスクトップの方に移動します。

デスクトップ3を消すと表示していたアプリなどは、消えるのではなくデスクトップ2の方に移動します。
このように重なっていきます。

マウスポインターで新しく作った仮想デスクトップを消す方法以外に、ショートカットキーもあります。
コントロールと WindowsマークとF4を同時に押すと、デスクトップが1つ消えます。
これら ショートカットを使うことで、仮装デスクトップは150%便利になります。

★関連記事:「ウインドウ操作

■仮想デスクトップの名前や壁紙を変更して区別すると便利。

仮想デスクトップは「デスクトップ1」「デスクトップ2」・・・といった名前が自動で付けられます。
これらの名前は用途などに合わせて名前を変更できます。

それぞれの仮想デスクトップの壁紙を変えておくと区別しやすくなります。
 
変更したい仮想デスクトップを開き、画面上で右クリックします。
ポップアップメニューから[個人用設定]→[背景]を開き、「背景をカスタマイズ」で画像を選択します。
(注意)背景の変更は画像のみにしてください。
テーマなど、その他の各設定は全ての仮想デスクトップに変更が反映されます。

 

 

 

 

 

 

 

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